「なぜ生きる」と「どう生きる」

仏教ってなに?アンダンテ
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今週14日金曜から宮崎駿監督の10年ぶりの最新作「君たちはどう生きるか」が公開されます。
全く宣伝をせず、情報がポスター1枚だけでどんな映画になるのか全く想像がつきませんが、とても楽しみです。

ところで映画のタイトルにある「どう生きるか」と「なぜ生きる」との違いが、わかりますでしょうか?

実は似たような言葉にも思えますが、全く異なります。

「どう生きる」は「どのようにして生きてゆくか」、「生き方」であり、生きる手段です。

それに対して「なぜ生きる」は「何のために生まれて、苦しくても何のために生きているのか」、「やがて死ぬのになぜ生きるのか」という生きる目的なのです。

どう生きるかの手段も大事ですが、なぜ生きるの目的はもっと大事ではないでしょうか。

学生が勉強するのも、大学受験に合格するためと目的があってのことです。志望大学に合格したいという目的があって、次にそれに向かって、塾に通うのか、どんな参考書が良いか、数学を分かりやすく解説している動画はないか探したりと、どうするのか、どう勉強するのかと手段があるでしょう。

タクシーに乗る時もまず最初に目的地を言うでしょう。目的なしに走らせたら、時間とお金が無駄になります。

それと同じように、いやそれ以上に
これは私の人生ですから、生きる目的はもっとも大事になりますね。


このサークルでは、この「生きる目的」について学んでいく集まりです。
カフェ勉強会も開催していますので是非、ご参加下さい。