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女性・初心者・1人参加 たくさん ☆東京バド☆

募集中 ・ 東京都 ・ バドミントン

ラケットが滑る日は、握力よりグリップを見直してみよう

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ラリーの途中で、ラケットの向きが手の中で少しずれる。落としそうで怖くなり、さっきより強く握る。すると今度は、指や前腕が早く疲れてくる。そんな日は、握力不足と決めつける前に、持ち手の状態を見てみよう。バドミントンのグリップは、見た目を変えるだけの小物ではない。手とラケットが触れる場所だからこそ、ちょっとした違いが打ちやすさにつながる。今回は、グリップを「何となく巻いてあるもの」から、自分で調整できる道具として考えてみたい。

強く握れば安心、とは限らない

ラケットをしっかり握ることと、ずっと力を入れて握り続けることは別の話だ。バドミントンでは、球に合わせて握り方を切り替えたり、指でラケットを操作したりする。持ち手が滑るせいで常に力んでいると、そうした細かな持ち替えがやりにくくなる。
たとえば、バック側に来た球へ対応したいのに、手の中でラケットを動かせず、腕全体で無理に面を作ってしまうことがある。もちろん原因は一つではないけれど、持ち手への不安が動きを窮屈にしていないかは、確認しておきたいところだ。
目指したいのは、吸いつくような感触そのものより、必要以上に握り込まなくていい状態。表面がすり減っていたり、汗で滑りやすくなっていたりするなら、技術練習とは別に手入れをする意味がある。逆に、手に引っかかりすぎて持ち替えにくいなら、それも見直すきっかけになる。

素材は人気より、手の状態で選ぶ

グリップ売り場では、色の豊富さに目が行きやすい。でも、先に考えたいのは汗をかいたときの感触だ。乾いた手で触った瞬間に気持ちよくても、運動中に同じ感触が続くとは限らない。
一般的に、ウェットタイプはしっとりした感触、ドライタイプはさらっとした感触が特徴。タオルタイプは汗を吸いやすい一方、含んだ汗の量によって感触や重さが変わる。どれが上級者向けというより、手汗の量や好みとの相性で考えると選びやすい。
・手が乾きやすいなら、軽い力でも持ちやすいかを確かめる
・汗が多いなら、湿ったときに滑りにくい素材を探す
・タオルタイプを使うなら、使用後に乾かす手間も考える
同じタイプでも製品ごとの差はあるので、最初からまとめ買いをしなくても大丈夫。まずは一本分で試し、練習の後半まで使ってみよう。買った直後の印象だけでなく、汗をかいた後の扱いやすさまで含めて判断すると、選ぶ基準がはっきりしてくる。

太さは、厚くすれば正解ではない

クッションがあるほうが安心だからと、今のグリップの上へ何枚も重ねたくなることもある。ただ、太くすると握った感触だけでなく、指の動かしやすさも変わる。自分に合う太さは、手の大きさだけで機械的に決まるものではない。
太すぎると指を回しにくくなり、細すぎると頼りなく感じて強く握ってしまうことがある。試すときは、ただ握って満足するのではなく、握り方を切り替えられるかを見てみよう。フォア側とバック側をゆっくり持ち替えるだけでも、違いを感じやすい。
巻くときの重なり幅や引っ張り具合でも、仕上がりの太さや凹凸は変わる。素材と太さを一度に大きく変えると、何がよかったのかわかりにくい。まず素材は同じまま重ね方を変えるなど、変更は一つずつが試しやすい方法だ。元から付いているグリップを外す場合は、仕様や下地への影響を確認し、迷ったらショップに相談しよう。

交換日は、カレンダーだけでは決めない

「何週間に一回交換すればいい?」という疑問に、一つの数字で答えるのは難しい。週一回の短い練習と、連日たっぷり打つ場合では、傷み方が違う。手汗の量や、使った後の保管状態によっても差が出る。
見ておきたいのは、表面のすり減り、硬くなった感触、破れ、そして握り直す回数の増加。以前より頻繁にラケットの向きを直しているなら、持ち手の状態が変わっていないか確認してみよう。見た目がまだきれいでも、使いにくさが先に出ることはある。
練習後は濡れたままケースへしまいっぱなしにせず、風通しのよい場所で乾かしたい。直射日光や高温は避け、製品の扱い方も確認しておこう。ただし、乾けば摩耗まで元に戻るわけではない。手入れで長く使うことと、交換を先延ばしにすることは分けて考えたい。

試すなら、いつもの軽い練習から

新しく巻いたグリップは、いきなり全力で打つ前に、軽い素振りや短いラリーで感触を確かめよう。ラケットを放しそうな不安がないか、持ち替えが引っかからないか。まず確認したいのは、ショットの威力より安心して操作できるかだ。
サークルなどで相談するときも、「おすすめはどれ?」だけでなく、「汗をかくと滑る」「厚く巻くと指が疲れる」と困り方を伝えると、話が具体的になる。他の人の好みは参考になるけれど、同じ製品が自分にも合うとは限らない。
グリップを替えれば、すぐにスマッシュが速くなるわけではない。それでも、持ち手への不安が減れば、球や相手の動きに意識を向けやすくなる。高いラケットを探す前に、今の一本の手に触れる部分を整えてみる。道具選びの楽しさは、買い替えることだけでなく、使い慣れた一本を扱いやすくしていくところにもある。